鳥越俊太郎を進行役に毎週ひとりのアーティストもしくは一組のグループに焦点をあて、インタビュー映像とオリジナルライブ映像を核に構成されるこの番組。昨今の音楽番組が新曲のプロモーション番組としてしか成立しない現状、お笑いとの抱き合わせで音楽性よりアーティスト個人のプライベートや面白いハナシを掘り起こすことに主眼をおく番組進行が好まれるなか、この「僕らの音楽」は、ユーザー側からもアーティースト側からも貴重なコンテンツとして存在し得る、していく可能性があるのではないか。
で、この日のゲストは平井堅。Ken’s Ber。

ハナシを戻して。自分は平井堅、好きです。アルバム「Ken’s Ber」はヘビーローテーションでここ1年聴きつづけてます。ジョージ・マイケルの「FACE」をカバーしてるんだけど、これがカッコいい!お気に入り。
番組のなかで、ライブKen’s Berに訪れていた観客(おとなの女性)に「平井堅どうよ?」みたいなことを聞いていて、そのなかに「どうして、あんなに女の人の気持ちがわかるんだろう?」的なコメントが紹介されていた。不覚にも、この噂(12月13日 ゲンダイネットより)を連想してしまう。おすピーの言葉でいうところの「同じ組合」(過去ログ参照)ってヤツですね。
しかし、彼の歌声で心を揺さぶられる自分がいるのは事実。
なんのことないんだけど、
音楽と噂を知らず知らずのうちにセパレートで考えている自分を確認したのでした。
オレ的にイイ歌声を聴かせてもらえればそれで問題ない。