トークゲストとして往年の名子役・齊藤こずえが出演していた。
子役あがりの王道そのままに、
一時体重は90kgを越えていたそうだ。
現在の彼女はダイエットの成果で40台kgに、
そしてNHK23:00ドラマ「もっと恋セヨ乙女」
出演のため(食いしん坊の食品開発部社員役)、
自らの意思で50kg台へと、華麗な体重遍歴を語っていた。
で、ビックラこいたのは、この先だ。
齊藤はシンガーとしても活動してるらしく、
歌のコーナーを設けて、その歌声を披露し始めた。
♪どんぐりコオうろコロ〜 シュビドゥバア〜 どんぐうりくぉおお
童謡の「どんぐりころころ」だ。
でもブルージーに、♪しゅびどぅばあ って。。。
一瞬、「はねトビ」でロバート・秋山が演じる
ヤナギジョージ(だったけ?)か、
その昔、一世を風靡した「わかるかなあ?わかんねえだろうなあ」
の噺家さんを連想した(ホント、まんまでした)。
決定的に違うのは、彼らが人を笑わせようとしてるのに対して、
彼女は本気(と書いてマジ)なのだ。
いたたまれず、リモコンに手を伸ばしたのは言うまでもない。
NHKは、こういう突拍子もない部分にフォーカスをあてたりする。
毎分の視聴率なんか気にしてないから(想像)、
思いきったことができる。
無欲なのだ。大逃げだ。
ダイワメジャーでありイングランディーレであり
ダイワエルシエーロである。
膳場貴子アナや島津有理子アナをバンバン活用すれば、
(この二人、現在のNHKにおいては、
女子バレーの栗原恵と大山加奈みたいな位置でしょ。)
ヒット番組とは言わないまでも、
話題性のある番組をリリースできそうなものだが、
それはやらない。
ガツガツしてないから。
(写真は膳場アナ。TVのほうが数段キレイ)

「痒いところに手が届く」ようであって、
その実、全然違う痒くない場所を掻いている。
町の床屋さんなら客は寄り付かないだろうが、
そこがNHKの魅力だったりする。と思ったりするのも事実だ。