2004年07月06日

【新番組 「君が思い出になる前に」初回レビュー】凛ちゃん的な展開はあるのか?

6日22:10〜フジ系「君が思い出になる前に」(第1回)から

観月ありさ、椎名桔平主演。
殺人で帰らぬ人となった姉の夫(椎名)と主人公(観月)を描くドラマ。
の、ようだ。
木村多恵のクレジットがあったので、ドモホルンリンクル的お試しチェック。
姉役ですぐ死んで1話限り?なんて思ってたのだが違った。
よかった。よかった。

初回オンエアーのっけから、
観月の仕事の後輩(加藤あい)は→観月の彼氏(玉山鉄二)に想いを寄せ、
椎名の部下(木村)は→椎名に想いを寄せ、
きっと、観月は→椎名にかれていく・・・
という伏線が張られていた。
だけど、そこんところは、あまり興味ないんです。

椎名桔平目を引いたのは、椎名の細やかな演技。
例えば、
玉山が椎名の息子に挨拶するも、
息子は無視し部屋に入る・・・というシーンで、
「申し訳ない」と「自分も余裕がない」が入り混じったような表情。
こういった実直な仕事ぶりに好感。

椎名が演じるのは、
事件で記憶を失ったが、事件前は冷徹なエリート。
きっと事件は、そんな彼に恨みを持つ人間の差し金で、
自分の知らない事件前の自分に起因して、妻を死なせてしまった。そのことを徐々に思い出していき苦しむ・・
と展開されることが有力。
穴予想で、椎名に惹かれる木村の犯行、
大穴で、彼自身が事件の首謀者という、
サスペンスチックな展開も面白いのでは?

あと、見どころは、小さな息子の健気な「です・ます」口調。
ラストシーンで男の子が観月に初めて発した一言が、
「お父さんは、どこかに行ってしまったんですか?」
健気だ。
「彼と彼女と彼女の生きる道」の凛ちゃん(美山加恋ちゃん)を彷彿とさせる。「はいっ!」

果たして、
凛ちゃんに続くことができるか?!


追記。
6日23:20〜フジ系「はねるのトびら」より
 ○:アジアン・カンフー・ジェネレーション
 ×:アナル・セイカン・ジェル・ローション
ちょっとツボ。笑った。


posted by ゲーリー at 23:42 | 東京 🌁 | TrackBack(0) | ドラマ

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