2004年10月12日

【プロ野球 パ・リーグ「プレーオフ」】制度の検証と分析。改善案の検討は必要
_バラエティー番組的な制度は受け入れられるか?_

11日19:00〜テレビ東京系列「パ・リーグ プレーオフ第5戦」から


 内村P:「大竹!10っポインッ!(10ポイント)」
 一同:「おーっ!」(そして拍手)
 内村P:「さあ、最後の問題です。トップの大竹と最下位ふかわの得点差は60ポイント。」
      「ここで特別ルールです。この問題を正解したら1000ポイント!」
 一同:(一斉にたちあがり)「おいおいっ!今までは一体なんだったんスかっ!!」

パ・リーグのプレーオフ。これに似てるように思う。
レギュラーシーズン1位のチームが勝率5割ちょっとの3位のチームにリーグ優勝を奪われるかもしれないという不公平感。

自分のなかで、
メジャーリーグのプレーオフ制度には、それほど不公平感を抱かないのに、
パ・リーグのそれに対する不公平感はどこからくるのか。

この時期、消化試合となった巨人戦よりパ・リーグのプレーオフのほうが優良なコンテンツであることは否定しない。実際、札幌・所沢・福岡を中心に盛りあがりを見せたように思う。自分のように「不公平感は残るが面白かった。」という人間も結構いたのでは?
そこでメジャーリーグとパ・リーグのシステムを比較。

メジャーリーグの場合、ア・リーグとナ・リーグにそれぞれ東・西・中地区が存在しレギュラーシーズンの地区1位6チームがプレーオフ進出。それ以外のチームから勝率で優れる2チームがワイルドカードとしてプレーオフに進出する(つまり合計8チームがプレーオフへのキップを手にする)。メジャーは、ア・ナ両リーグ6地区に4〜6チーム合計30チームが存在し、その中からプレーオフ進出チームを決めるのに対し、日本のパ・リーグは6チームのなかで3位以内になればプレーオフに進出できるようになっている。
「地区リーグ4〜6チーム中、2位でもプレーオフ進出が保証されないシステム」

「リーグ6チーム中、3位以内でプレーオフ進出が確定するシステム」
メジャーの場合、1位でなければプレーオフ進出のハードルは高いのだ。これが不公平感の緩和に繋がっているものと自分は考える。

ほかに、メジャーになくてパ・リーグにあるプレーオフ制度として
「上位チームのホームタウンで戦える」
という特典がある。これは上位チームの選手に対するアドバンテージというより経営側の旨み(スタジアム収益)の意味合いのほうが大きいのではないか。経営主導でこの制度を導入したことが伺える。正直、この点はホーム&ビジターでもいいのでは?そのほうがきっと盛りあがると思うし。

「ホーム開催」特典は別だが、
自分のなかのこの不公平感は年数を経て制度が馴染めば消えるものだろうか?
ある程度の球団数が揃わないと「この感覚は拭えない」。そんなふうに現時点では思えるのだ。あくまでも個人的な感情ですが・・・。

バラエティー番組は冒頭のような理不尽さ加減が面白い。
しかしスポーツは公平(フェア)であることが前提。
制度導入段階での公平(フェア)の線引き。そのサジ加減は重要だ。それがスタンダードとなってしまう可能性もあるのだから。

このシステムを管轄する機関は、制度導入初年度の検証と分析、そして改善(案)を「叩き台」として策定し、広く意見を求めてみることも必要なのではないだろうか。

posted by ゲーリー at 22:06 | 東京 ☔ | TrackBack(1) | スポーツ

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興行的には大成功だが・・・ 〜プレーオフ制度〜
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