2004年11月24日

【マザー&ラヴァー 篠原涼子イイっ!】連ドラかけもちに連投。ナニゲに演技派!?
_野球で例えるなら「権藤。権藤。雨。権藤。」_

23日22:00〜 フジテレビ系列「マザー&ラヴァー」より


「マザー&ラヴァー」の篠原涼子良くないっすか?気に入ってます。岡田惠和の脚本のチカラも相俟って、篠原演じる「瞳さん」がカワイイ。同じく岡田脚本の「ちゅらさん」シリーズは少し重めになってしまったのだが、この「マザー&ラヴァー」くらいライトで明るい作りのドラマのほうがオレ的には好きだったりします。「ちゅらさん」も好きなんだけどね。篠原涼子「篠原イイっ!」にハナシを戻すと、23日放送分で、「わたしが部屋を飛び出したら追いかけなきゃダメだよっ!追いかけられるために飛び出すんだから。わたしは。」(篠原)に対して、「わかった。逃がさないよ。オレ脚早いんだから。」(坂口憲二)の回答(うん。100点だな。この答え)にキュンってなって持っていたカバンの柄を強く握り、判りやすく固まるワケです。この年上オンナの「やられちゃった」具合がカワイイんだよねぇ。オレ的に。
それにしても篠原、自閉症の男の子の母親役とか家庭を持つキャリウーマン役とかの連ドラかけもちに、それが終わったと思ったら矢継ぎ早に連ドラ連投。これ、野球のオールドファンのフレーズを引用するなら「権藤。権藤。雨。権藤。」だ。
ただ付き合ってるカレシが市村正親というのはホントなのだろうか・・・。
23日。居酒屋のシーンで母親(松坂慶子)がナニゲなく触れた1週間で別れた前の彼女。水川あさみだな。あれはなにかの伏線だ。

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2004年11月08日

【「結婚のカタチ」 紺野まひるがエラいことになってます】「てるてる家族」のその後。
_春子ねえちゃん時代を知るオレの心境は複雑です_

月〜木 23:00〜 HNK総合「結婚のカタチ」から


「結婚のカタチ」で紺野まひるがエラいことになってます。
紺野まひるこれでもかと有里(藤原紀香)とその周囲を執拗に追い詰める。大介(葛山信吾)の会社は倒産させられるしさ。てか大介の場合は自業自得なんだけどね。でもね。違うんだよ〜。ホントはいい娘なんだよ〜。オレの知ってる紺野まひるはさあ。「てるてる家族」でみせた、妹想いでフィギアスケート・オリンピック出場を目指す頑張り屋の「春子ねえちゃん」。それがオレのスタンダードな「紺野まひる」なんス。ささくれ立った現在の春子ねえちゃん。宮崎美子さん、ケラチナミン、もっとヌリヌリしてあげてください。
てことで今回は「てるてる家族」メンバーの当時と現在をまとめてみることにしました。

◇◆◇

■おとうちゃん(岸谷吾郎)
どこか気弱で家族想いだったおとうちゃん。現在は日本テレビ系水曜22:00「一番大切な人は誰ですか?」で家族を捨て牧瀬里穂に走ったお父さんに。「てるてる家族」で真矢みきと浮気がバレてテンヤワンヤだったのだが今回も浮気。なのに今度は離婚。そして再婚。しかし基本的に家族想いなところは一緒だったりする。
■おかあちゃん(浅野ゆう子)
家族を引っ張っていたアツいおかあちゃん。現在はフジテレビ系「めだか」で当時とはうってかわってクールな女性に。9日放送分ではダンナ?恋人?が登場。
■冬ちゃん(石原さとみ)
ポッキーのCM。キス寸前で邪魔が入るワケだが、このCM撮影中、極度に緊張する相手役の男の子を「唇があたっても事故だから。大丈夫だから。」(7日付け スポニチより)と勇気付けたそうだ。17歳にして母性本能丸出し。好感度↑。冬ちゃん。オトナになったね。「てるてる」当時、宝塚歌劇団のレオタード姿、幼児体型で可愛かった。
■夏子ねえちゃん(上原多香子)
「てるてる」では東京にひとり上京して芸能活動。頑張ってました。そして「ブルーライトヨコハマ」。6日(土)24:50〜日本テレビ系「東京ワンダーホテル」でも奔走。やはり頑張ってました。今も昔もスターのオーラ。
■秋ちゃん(上野樹里)
「SWING GIRLS」。NYまで行ってガールズの面々とともにプロモーション演奏。なんだかんだいっても「てるてる」当時の天真爛漫さをキープしてる(あくまで役柄上ね)のは4姉妹で彼女だけでしょう。安心して観る事ができます。誕生日がオレと同じなことも好印象。ちなみに江川卓とも同じ。なんじゃそりゃ。
■冬ちゃん・幼少期(田島有魅香)
おとうちゃん(岸谷)と一緒に日本テレビ系「一番大切な人は誰ですか?」で登板。しかし今回は娘役ではなく、娘・小南(小林涼子)の友達役。脚本が「てるてる」と同じ人なんスよね。お気に入りなんだろうが、今回の岸谷の娘役はどこか寂しげな憂いを帯びた少女。田島は元気一杯な女の子。キャラ設定が合わず友達役に?

◇◆◇

こうやってみると、「てるてる家族」メンバーの充実ぶりって目を見張るものあるなあ。
そうそう、年末・年始にかけて「てるてる家族」の総集編オンエアーが決定とのこと。当時、見逃した方はチェックされてみては?
ブレイク直前の石原・上野、関ジャニ8の錦戸亮らは結構、新鮮だったりするかもです。


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2004年11月02日

【「めだか」 てじなーにゃっ!】山崎樹範がオレの心の声を代弁
_チャイナドレス姿のミムラに一言。「なんでバニーじゃないかなあ」_

2日21:00〜フジテレビ系「めだか」より


「なんでバニーじゃないかなあ」
ほんと、そうだよ。
種田さん(小日向文世)の文化祭における手品の打ち合わせ。「お店(キャバ)で借りてきた。」と由布子(須藤理彩)がバニーの耳をめだか(ミムラ)に装着。そして、バニーコスチュームを手渡す。お!やる気か?!「ミムラ。バニーデビュー!」
が、結局、チャイナドレスで登場。
そこで、小山田(山崎樹範)が冒頭の一言を2度繰り返す。
「なんでバニーじゃないかなあ」
激しく同意。略してハゲドウ。
(このフレーズ。ビミョーですよね。勇気をふりしぼり使っちゃいました。)

先週水曜27日、20:00〜TBS系「ぶっちゃけ99」で、さま〜ず・三村が「ミムラが好き」とカミングアト。「名前でぼやけてるカンジがするけど、ソートー綺麗な人」的な趣旨の発言をしてた。やはり他人という気がしないのでしょうか。


<テレビ遺憾の意「めだか」関連ログ>
■【「めだか」 初回レビュー】ミムラの「うるさ〜い!」イイ怒声でした。_聡明だが体育会系。劇中の食べっぷりも好感持てます。

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【Dr.コトー診療所 再放送始まります】12日のスペシャル版に向けてですね
_オレ、吉岡秀隆になりきって言います。「カムサハムニダ」_

4日15:00〜放送予定 「Dr.コトー診療所」(再)より


オレのドラマ視聴時におけるひとつの悪しき法則として、面白いドラマほどオンエアー初回〜3、4話をノーマークで見逃してしまう・・・。というものが存在する。今年であれば今夏TBS金曜22:00〜放映された「世界の中心で愛をさけぶ」。吉岡
そして、昨年の「Drコトー診療所」もそうだった。だけど・・・ありがとう。フジテレビの編成さん。やってくれるんですね。再放送。たとえそれが12日21:00〜放送予定、スペシャル版に向けての番宣効果を狙ったものだとしてもいいんです。敢えて、あなたの手のうえで踊りましょう!
昨年、オレの発する切なげな「あやかさん・・」のモノマネ(吉岡秀隆の)を黙って訊いてくれてた周囲の優しい人たち。ありがとう。いまは人知れず、吉岡出演の鏡月グリーンCMを練習してるワケで・・。また優しく受けとめてください。
でも、周囲の人たちに披露するまえに、
フジテレビの編成さん。「カムサハムニダ」。


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2004年10月22日

【「3年B組金八先生」 注目株は?】今回、レベル高くないっすか?
_「ぽっかぽか」シリーズの上脇結友も出演してるんですよね_

22日23:10〜 TBS系「3年B組金八先生」から


金八先生。第7シリーズです。「太陽にほえろ」(日本テレビ金曜8時)のウラ番組として制作された「金八先生」。金曜8時だから「金八でいいんじゃないっすかぁ〜」的な入り方をしたこの番組について、「ウラ番組の、脚の長い、カッコいい人達に一矢報いたいという思いで演じていた。」と後日語っている武田鉄矢。20数年後も続く長寿番組になるとは、当時ダレも思っていなかったはず。現在は金曜10時からの放送です。金八のあと、新八、仙八、貫八と「八」つけときゃイイっしょ!的にシリーズ化されるも「やっぱ金八先生だよな」と人材発掘を断念。現在に至ります。

◇◆◇

生徒役としてこのシリーズから巣立っていった人たちも多数なワケで、今作もスター予備軍が虎視眈々とブレイクの機会を伺ってるのでしょう。前作で上戸彩(いわずと知れた)、本仮屋ユイカ(関東では最近再放送があったのでチェックしたのだが、現在とのあまりの違いに苦笑い)等が順調にキャリアを積んだのに対し、平愛梨は、その後、目にする機会がなくなった。理由はナニよ?再放送で改めてそのことを思い出し、この差はどこから?と考えずにはいられないワケです。少し残酷。
さて今回、ブレイク前夜として「黒川智花」「石田未来」らが挙げられるのだろうが、初回を観たかぎり、脳に障害をもつ難しい役どころの「岩田さゆり」が一歩リードしてるような印象をもった。全体的に女生徒のルックス、レベルが高いのかな?と感じるのだが・・・。あと目にとまったのが、「ちち!はは!」のセリフとヤワラちゃんみたいな髪型が可愛かった「ぽっかぽか」シリーズの子役「上脇結友」。彼女の成長ぶりに「光陰矢の如し」の言葉の意味を改めて辞書で調べる決意をした自分であります。


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2004年10月18日

【「ほんとにあった怖い話」 詐欺だあ!】本仮屋ユイカ登場!しかし時間にして5分弱
_「ハイっ!吾郎さんっ!」ってゆーてる場合かあっ!_

18日19:00〜 フジテレビ系列「ほんとにあった怖い話」から


な、なんじゃそりゃ?!
日本全国から強烈なツッコミが入ったはず。

来年4月からNHK連続テレビ小説の主役が決まっている本仮屋ユイカの名前をこの日の「ほんとにあった怖い話」の出演欄に発見。
そりゃ見ますよ。当然でしょ。当然の助動詞は「べし」なのである。
本仮屋ユイカ7:03過ぎからモトカリちゃんのエピソード開始。田舎に住むモトカリちゃん演じるそのエピソードの主人公は、この夜、ひとりで留守番。田舎のため、ふだん玄関の引き戸に鍵をかける習慣はなく、その夜も鍵はしないまま。すると「ガラガラっ」っと引き戸が開く音が。「は〜い」と2階でリラックスしてたジャージ姿のモトカリちゃんが返事。1階に降りると玄関には老婆が佇んでいて「訪ねてきました」を連呼するばかり。「訪ねてきました」「訪ねてきました」「訪ねてきました」・・・。モトカリちゃん腰砕けで「あわあわ・・」とセリフにならないセリフを発したのち「うえ〜ん」的な涙。
これだけっす。7:08には、このエピソード終了してたはず。今まででの最短エピソードなのでは?

印象に残ったのは意外にムチムチのモトカリちゃんのジャージ姿だけ(いやらしいアングル。ここだけはイイ仕事したっ!)。・・・おっと。いかん。いかん。そんな不謹慎なこと考えてはイカン!
「喝ーっ!」「弱気退散!」

<テレビ遺憾の意 本仮屋ユイカ関連記事>
【スウィングガールズ みずみずしい感性】本仮屋ユイカの人柄のよさを垣間見た_演奏吹き替えなし! 口パク歌手のみんなも「がんばれ!」(TV版セカチュー引用)_


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2004年10月06日

【「めだか」 初回レビュー】ミムラの「うるさ〜い!」イイ怒声でした。
_聡明だが体育会系。劇中の食べっぷりも好感持てます。_

5日21:00〜フジテレビ系「めだか」より


ヒロシ曰く「ロータリーロリータに見えるとです。」とのことだが、自分は本仮屋ユイカが本仮屋カユイに見えるとです。そりゃあカキますよ。言っていただければいくらでもカキますよ。カイて差し上げますとも。

◇◆◇

「めだか」第1回。観ました。2004年秋現在、「あちゃー」「困ったなあ」「どうしよう」「うぇ〜ん」的な表情をさせたら日本で有数な存在と思われるミムラなワケだが、この第1回放送でもその魅力をあますことなく発揮してました。ミムラ.それにしても彼女の肌の質感。あのもちもち感。ベリーベリーとかそのテの化粧品のCMにはうってつけだと思うのだがオファーとかないのだろうか。今春、ミムラが出演した平成教育委員会のなかで見せた「彼女の寿司の食べっぷり」を気に入ったこのドラマ「めだか」の脚本家が、劇中「意識的に彼女の食べるシーンをテンコ盛りした」旨を番宣番組で語っていた。これが彼女のお肌のコンディション(不規則な食生活に起因する吹き出物とか)に影響しなきゃいいが・・と他人事ながら心配してます。
今回の主人公「めだか」は、自分に自信のないヘラヘラした役柄なのだが(きっと成長の過程を描いていくことになるのだろう)、初回最大の見せ場「うるさーい!」は腹から声が出ててイイ怒声でした。自分の記憶にまちがいなければ、ミムラは学校では陸上部に所属し、しかも走るほうではなく投てき種目を専門としていたはずハズ。資質的には線が太いのだ。聡明だが体育会系。このシーン、その片鱗が垣間見えた。

「ミムラ」と「ネプチューン原田」、「瑛太」の恋模様もドラマの軸のひとつなのだろう。自分はこれことは別の軸でスウィングガールズの平岡祐太と黒木メイサもイイかんじに展開していくと予想。なんか心に傷を抱える同士だし「アンタのことほっとけないよ・・・」みたいなカンじで最終的にはヒューヒューな間柄に。どうでしょう。この予想。

◇◆◇

「めだか」。初回を見た限り、とりあえず自分的には合格点。
火曜21:00〜フジ系はラインナップに追加です。

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2004年10月04日

【連続テレビ小説「わかば」 第1週を観て】原田夏希。雰囲気が宮里藍。
_「弟・光クン」「エスパーしのぶクン」目当ての奥様もいるはず_

月曜〜土曜12:45〜NHK総合「わかば」(再)より


放送開始から1週間が経過した「わかば」。前作「天花」の藤澤恵麻ちゃんがいろんな意味で不憫だったこともあり、今回のヒロイン原田夏希に注目してます。前作「天花」は、ストーリー・脚本が「どうなのよ」ってカンジで、「いい素材」なのに藤澤はつくづく運がなかった。藤澤が前々作「てるてる家族」の4姉妹のアキちゃんでアキちゃんを演じた上野樹里が、もし「天花」だったら・・。きっと上野が不憫なことになっていたハズ。フユちゃんの石原さとみでも同様だ。藤澤自身の演技力不足も言われていたが、ゆーても新人さん。多くを求めるのは酷。今回「わかば」の原田もオレ的には無名の新人さん。彼女を活かしきれるようなストーリー・脚本が展開されていくとイイですね。
で、ここまでの放送で気になった箇所を以下に抜粋。

 ■原田夏希が宮里藍(プロゴルファー)に見えるんです。
顔のパーツひとつひとつをとってみても似てるとは思わないのだが、なんかこう全体像というか・・・大きなくくりで・・・というか。オレが欧米の映画を観て、知らない役者が多かったりすると、どれがどれやら判別できなかったりする。きっと外人さんはこれとは逆に原田と宮里を判別できないのではないか?そういうことだ。そういうユルイ範囲での「似てる」です。原田も宮里も顔の印象からごつい体型をイメージさせるが、細くてしなやかなスタイルだったりするところもオレのなかでの「似てる度」を高める。
 ■原田夏希は「ドダイ」ですか?
劇中、大学のチアリーディング部員だったりする原田だが、彼女が組み体操の上に登ってるのをみたことがない。フジ系「お台場明石城」のプレゼンで登場した女性ディレクターがやはり大学時代チアリーディング部だったそうなのだが、立派な体格の彼女が負うポジションは「ドダイ」。軽い女の子を肩にのせる縁の下の力持ち。番組内でも「ドダイ」よばわりされてた。原田はパネルを持って「GO!GO!」ってゆーてはるが、これも「ドダイ」に分類されるのか?
 ■弟・光クン(崎本大海)は母性本能をくすぐるハズ
イイ男も出演してます。TBS系「マンハッタンラブストーリー」で「実はおんな」エスパーしのぶクンを好演した塚本高史が本日劇中で原田にプロポーズ。神戸に舞台が移るまでは原田のお相手として出演が続くのだろう。あと、弟・光クン。奥様がたの母性本能をくすぐるのではないか。宮崎で奥様といえば「0930(おくさま)」だったワケだがここでいう奥様は仮面ライダーシリーズ等のヒーローものを観て痺れている人達のことです。ハナシを戻します。弟・光クンは優しくて繊細で家族思い。そして心に神戸大震災でうけた傷をもつ高校生。ルックスも儚げで年上の女性にすれば守ってあげたいはず。ソー・ユー・ドンッ・ハフ・トゥ・ウォーリー・ウォーリー(松任谷由美「守ってあげたい」より引用)だ。
 ■大学の所在地は?
日南・飫肥から宮崎市内まで原チャリで通うのは現実的ではない。海岸沿いを原チャリで疾走しているが大学の所在地は何処?

◇◆◇

連続ドラマに限らず日常生活を送る中で、なにかをスタートさせる機会があったりすると思う。「新しい職場でのスタート」だったり「新しい人間関係のスタート」だったり。このとき、ファーストインパクト勝負で「つかみ」を大事にするときと、地道に「タネを撒いて」育てていくときがあるかと思うが、この「わかば」はスタートにおいて「つかみで勝負」するのではなく「タネを撒くこと」を選択したのではないかと思っている。いまタネを撒いている段階。しばらく見守っていきたい。


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2004年09月30日

【ホットマン2 山内菜々ちゃん(子役)カワイイ】クリクリ。黒目部分の多さについて
_連ドラ続編制作の苦難は主要キャストの手配から_

10月7日22:00〜初回放映予定 TBS系「ホットマン2」


「ホットマン2」。異母兄弟と実娘からなる一家を支える学校教師の長兄(反町隆史)。その奮闘ぶりを描くホームドラマの続編。前作とスペシャルで主要キャストだった妹役・小西真奈美と恋のお相手・矢田亜希子が離脱。妹が伊東美咲に。新たな恋のお相手に白石美帆? 矢田が出演できないのは判る。フジ月9「ラストクリスマス」だもんね。今回、妹・小西「出番ナシ」ではなくキャスティング変更を選択したということは、仮に「ホットマン3」が制作されても小西の「ホットマン」復帰の道は閉ざされた・・と考えてイイのだろう。こういう場合、ハリウッド映画であれば大体「ギャラ絡み」とか「脚本が気に入らない」とかだ。「レクター・ハンニバル」シリーズのクラリス捜査官みたくさ。小西の場合は?矢田のようにスケジュール的なものではないと思うのだが・・。
いずれにしても、やはり主要キャスト変更はユーザー側からすると違和感が残る。連ドラ続編制作の苦難は主要キャストの手配から始まんだね。

◇◆◇

私見だが、子役が出てるドラマの続編やスペシャルの見所のひとつに「子役の成長を確認する」ことがあると自分は考えている。「○○ちゃん。こんな大きくなっちゃって。」 このセリフ、大多数の人が幼少のころ誰か(たとえば親戚のおばちゃん)から言われた経験を持つと思う。これは恐らくどの国でも、そしてどの時代でも共通する普遍的なものではないか。
で、七海役・山内菜々ちゃんだ。これも私見だが、カワイイ黒ハート
ミサワホーム「蔵のある家」では母親にこき使われデッカイゆいぐるみを運んだところでついに力尽き眠ってしまい(カワイイ黒ハート、SWOWA「お釜にポン」では訪れた親の実家で家族の健康のため人知れずこれを投入する(カワイイ黒ハート。そんな心優しい山内菜々ちゃん。山内菜々菜々ちゃんのクリクリの眼は黒目が占める割合が多い目
唐突だが・・・人類の祖先とされるサルの仲間「チンパンジー・ゴリラ等」と「人間」とは黒目の占める割合が違う。人間のほうが白目部分が多いのだ。白目が多いと、黒目の動きで自分がどこを見ているか相手に悟られる。これは敵と闘う機会(なわばり争い等)の多い動物は不利だ。表情と言葉でコミュニケーションがとれるようになった人間(人類)は戦いを回避できるようになり、進化の過程で白目部分が多くなったのだ。(NHKスペシャル「地球大進化・46億年」より)
では、争う必要のない菜々ちゃんの黒目が何故多いのか?いや争ってんですよ。だんな。
そして赤いハチマキの菜々ちゃんは敗れ去ってます

posted by ゲーリー at 21:49 | 東京 ☀ | TrackBack(2) | ドラマ

2004年09月28日

【時空警察捜査一課パート4 面白そう・・でも。】ウラ番組との競合を制する局は?
_読売ナベツネ・日テレ氏家両氏の「たかが」発言は全ての人への『定冠詞』?_

29日21:00〜放送予定 日本テレビ系「時空警察捜査一課PART4」
29日21:15〜放送予定 NHK総合「その時歴史が動いた 戊辰戦争を阻止せよ!」
29日21:00〜放送予定 TBS系「秋の映画スペシャル 『陰陽師U』」


明日、29日の番組表を見てたら・・・露骨にブツけてますよね。これって。

「時空警察捜査一課」。ここ最近の番組改編期にはスペシャル番組としてお馴染みになった感もある。今回でPART4だ。歴史上、「謎とされている事件」「一般で通説と思われている事柄」に、番組の視点で仮説を積み上げていく。時空を超えて、タイムマシンでターゲットとなる時代に捜査員を送りこみその時代の事件関係者に事情聴取する。そして、事件の瞬間に立会って事実を確認する・・・っていう「体(テイ)」で番組が構成される。皆がマゲを結ってるなかスーツでウロウロして何故不審に思われないの?とか「なんでやねん」を言い出したらキリがない。そこは不問にします。今回、「時空警察・・」で取り上げる歴史的トピックスは「安倍晴明の陰謀」「坂本竜馬暗殺」「伊藤博文暗殺」「本能寺の変」の4つだ。どれも興味深い。食指が動く。
が、そこにウラのTBS系で映画「陰陽師U」、NHKが「その時歴史が動いた 戊辰戦争を阻止せよ!」だ。時空警察「安倍晴明の陰謀」vsTBS「陰陽師U」はもろにカブってるし、時空警察「坂本竜馬暗殺」vsNHK「戊辰戦争」は幕末・明治維新フリーク?(いるでしょ。少なくなくとも三谷幸喜はコレに該当するとTVで告白してた。)にすればどっちも観たいだろう。このバッティングを偶然とよべるか?編成当事者は「偶然」というかもしれないが、
そんなのは、
国会議員が政治資金規正法違反疑惑で、
「すべて秘書がやった。私は知らない。しかし私の監督不行き届き。遺憾に思います。」
ってのと同じくらい信じられない。「またまたぁ〜。んなワケないっしょ。」って感じだ。

「時空警察・・」が制作に時間がかかるであろうことを考えれば、映画はスクリーンサイズからTVサイズへ編集するくらい。
NHKはともかくTBSは「ブツけてきた」と判断するのが妥当だろう。
図式的には日テレ包囲網に見える。セ・リーグの監督たちが巨人戦にエース級を配し包囲網を敷く図式と同じか? 日テレは、視聴率が最近芳しくないと言われているが「過去の栄光」の日々がある。売られたケンカ。負けられない。日テレ・氏家氏の「たかがIT企業・・」(スポニチ記事「日テレ氏家会長 ラ社、楽天をバッサリ」から )の言葉を借りれば「たかがNHK。たかがTBS。」となるのだろう。ナベツネ・氏家ラインの「たかが選手」「たかがIT企業」。行きつく先は「たかがリーマン」「たかが公務員」「たかが八百屋」「たかが魚屋」「たかが百姓」「たかが漁師」「たかが医者」「たかが弁護士」「たかがタレント」「たかが学生」「たかが子供」「たかが老人」「たかが・・」・・・つまり、彼らにしてみたら「たかが」は自分たち以外、すべての人達に対する『定冠詞』なのかもしれない。

脱線した。

このラインナップなら、
日テレ「時空警察」をビデオ録画。NHK「その時歴史が・・」を深夜再放送枠でビデオ録画。TBS「陰陽師U」はいつでもレンタルできるし見送り。
そして大外イッキで、フジテレビ系「さんまのまんまスペシャル」! スプリンターズSでいえばデュランダルだ(オレはカルストンライトオをマーク)。
「歌手のマッキー」が初出演するらしく、きっと汗だくになるであろう「歌手のマッキー」をリアルタイムで観るのが正しいかもしれないな。


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2004年09月26日

【逃亡者 最終回】「ピョン吉くん!あ〜そぼっ!」
_オレのなかで「ピョン吉」といえばカエルのことだった_

26日21:00〜TBS系「逃亡者 RUNAWAY」から


「おやっさん・・・」
オレの中で、ピョン吉といえば、カエルのことでした・・・。
それなのに、ウサギの着ぐるみで「ピョン吉」だなんて・・。

「ジュンコは、あんたのこと信じてたんだよ〜っ!」(絶叫)


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2004年09月25日

【慶次郎縁側日記 「片付け上手」】オレも反省なワケです。
_番宣か?!プライベートでもイイかんじ。安達祐実・比留間由哲_

24日21:15〜NHK総合「慶次郎縁側日記」から


「慶次郎縁側日記」のウラで、21:00〜テレビ朝日系列「笑いの金メダル」、22:00〜テレビ東京系列「たけしの誰でもピカソ・お笑い居酒屋第6弾」とネタ番組2時間ぶっとおし。ヒロシとチョップリンが両番組に出演してたのだが、チョップリンは同じネタ。2時間の間に同じネタを2回見せられてもなぁ・・。チャンネルチェンジの行動をとった人、多数とみた。テレ東的にもチョップリン的にもマイナスだ。マネージャーがしっかり放映日を把握しておけばこんな事態は避けられたはずで、配慮・力量が足りないという印象は否めない。

◇◆◇

「慶次郎縁側日記」。安達祐実 揺れる女心(スポニチ)だそうだ。劇中では新婚で、比留間に甲斐甲斐しく尽くす新妻を好演する安達だが、役どころと同じくプライベートでもイイかんじか?!タイミングよくこういうゴシップが飛び出すと「番宣」では?と思ってしまう自分がいます。今夏オンエアーされた日本テレビ系列「ラストプレゼント」も初回放映日に合わせたかのように、天海祐希と吉川晃司の熱愛発覚だったし。もちろん事実があってこそだろうが、そういう協調体制(制作・タレント・所属事務所・芸能マスコミ)が暗黙のうちに存在してそうな気がするんだよね。芸能界って。
それにしてもアーサーが不憫だ。
「おまえ、エッチだろ!」とフジ系スマスマで泉谷しげるに毒づかれていた安達が「核心を突かれた」といった表情で一瞬固まっていたように見えたのだが、オレの見間違いか?

◇◆◇

この日の「慶次郎縁側日記」は、小さい盗みを繰り返すひとり暮らしの娘おはる(加賀美早紀)に接していくにつれ、自らの至らなさを慶次郎(高橋英樹)家の家族それぞれが見つめ直していく・・といった構成になっていた。加賀美早紀世の中のすべてを敵にまわしたかのように反抗する「おはる」。加賀のルックス、強い眼力はこういう役がハマるね(写真が加賀)。読み書きも勘定もデキが悪く愛想もない「おはる」は、実家でもそして逃げ出すように暮らし始めた土地でも「半人前!」の烙印を押され、慶次郎が悪気なく言った「半人前」に過敏に反応してしまう。そうやって育ってきた環境を調査しそして知るうちに「また、しくじっちまった・・俺の言葉でどれだけおはるを傷つけちまったことか・・。」と反省する慶次郎。
自分もそんなこと言われたときは「悔しかったなあ」とか「後輩にそんな接し方しちゃったときあったなあ」とか、考えてしまったワケです。オレもきっと「しくじってる」よ。と反省。
「おはる」が盗みを繰り返すのは馬鹿にした人達に対する仕返しだったのだ。が、「おはる」には「キレイ好き」という才能があることに気がつく慶次郎家の人々。この日のタイトルでもある「片付け上手」ですね。常々「これは掃除したとはいわない。ものを右から左に動かしただけだ!」と責められる慶次郎家の男たちだったのだが、これもオレと一緒。オレ的には快適なのだが。

ひとつ不満が。自分は、お手先の辰吉(遠藤憲一)がもっと観たいです。もったいない。
せっかくレギュラーなのに・・。
ハイっ!ハイッ!ハイ・ハイ・ハイッ!
「レギュラーて思たら出番ない!」あるある探検隊!あるある探検隊!

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2004年09月18日

【僕と彼女と彼女の生きる道スペシャル】「東京にいるお父さんに会いに行くんです!」
_はじめてのおつかい+ダイジェスト・総集編って構成じゃないですよね_

「てじなーにゃっ!」
ちびっこマジシャン山上兄弟なワケです。彼らを見てると、ちびっこのど自慢(最近TVで見ないけど)で、演歌それも津軽海峡冬景色あたりをコブシをコロコロまわしながら得意げに熱唱する小学校低学年くらいの女の子を連想してしまいます。
「♪おんな〜ごごろのぉ〜」ってかっ!
(下線部はフジテレビ系「WORLD DOWN TOWN」司会ジルの言葉を引用してます。)
自分には、まだ、あのテの子供たちを容認できる度量はありません。未熟者です。

◇◆◇

18日スポットCM フジテレビ系「僕と彼女と彼女の生きる道スペシャル」より


本日、20:30〜オンエアー予定の「僕と彼女と彼女の生きる道スペシャル」。
スポットCM、ガンガン流れてます。
 CMシーン@「新神戸」の駅名掲示板。
 CMシーンA「東京にいるお父さんに会いに行くんです!」と凛ちゃん(美山加恋)。
 CMシーンB「うるせーんだよっ!」と怒鳴るアナーキーな青年(佐藤隆太)。
 CMシーンC自分の身体を抱きかかえるように怯え涙ぐむ凛ちゃん。
 CMシーンD「凛っ!」と駅ホームで娘を出迎える徹郎(草ナギ剛)。
といったスポットCM。美山加恋
う〜ん。けなげ。またしても健気。観ないワケにはいかないでしょう。
しかし、ひとつ心配が・・。
このスポットCMを見る限り、新しいストーリーが展開されていくようには受け取れないのです。
新神戸から東京へ向かう途中の小さな大冒険。
新幹線車内でビクビクしながら父親との楽しかった日々を思い返す。
駅ホームでお父さんと久しぶりの再会。
で、エンドロールが流れてしまいそうな構成を予感させるのです。
それだけじゃ、
「はじめてのおつかい(フィクションバージョン)」+「過去11話ダイジェスト」
だよ。

以前、草なぎが、西村雅彦・水野美紀と共演した同じくフジ系の「チーム」や、
深津絵理・松雪泰子等出演の「きらきらひかる」は、
スペシャル版でも過去のダイジェスト映像に頼ることなく、しっかりした2時間もののドラマを作りこんでいた。

本日の「僕と彼女と彼女の生きる道スペシャル」も、
こういった良心的な作品であることを期待します。


posted by ゲーリー at 15:16 | 東京 🌁 | TrackBack(4) | ドラマ

2004年09月15日

【ウォーターボーイズ2 いまさらですが・・】少年の肉体の需要
_酒の席でOLさん達に指摘されるの巻_

13日19:00〜フジテレビ「NG・名珍場面 がんばった大賞」


司会にSMAP草なぎ剛、アシスタントに内田恭子アナ・大塚範一@めざましテレビで番組を進行。前週で終了(打ちきり?)となった「う!ウマいんです」の穴埋めなのか、この中途半端な時期に「Hey×3」をトバしての2時間特番。
9月末の改編期に、また「NG大賞」をやるのだろうか?
この不可解な編成に違和感を覚えた。

◇◆◇

さて、番組のほうは前半部分でラスト2回となった「ウォーターボーイズ2」のメイキング・シンクロ特訓の裏側をオンエアー。この模様をVTRで紹介する際、シンクロ(ペア)日本代表、武田美保・立花美哉、井村監督をスタジオに招き、オリンピック代表・自らの体験とボーイズたちの今をオーバーラップさせたコメントで「ウォーターボーイズ2」の番宣に一役買っていた。シンクロのほうも近々開催されるシンクロ・ワールドGPの告知をしてたので「持ちつ持たれつ」だな。
「ウォーターボーイズ2」。石原さとみの役柄が自分の求めるそれとフィットしなかったので早々にラインナップから除外されていたのだが、自分の周囲では結構観てる人口が多かったりする。先日、酒の席でテレビのハナシになり、定番の会話「今クール観てるドラマ」へ。同席した女性陣の「ウォーターボーイズ2」鑑賞率が高いのだ。いや、このときの酒席だけではなく別の場面でも。
あまり気にも留めなかったのだが、この酒の席で耳にした一言に膝をうった。
「だって、男の子たちの水着姿がみれるじゃない。」
なるほど、そういうことか。
その席では「おまえ、オッサンじゃん!」と笑って流したのだが・・。

もちろん、そういう意見がすべてではないだろうが、この「少年のハダカ見たい」(女性の声)が存在することも事実。続編が制作される原動力のひとつなのかもしれない。
きっと、賢明なみなさんは「そんなこと先刻承知」だったのかもしれないが、自分は「いまさら」ながらそのことに気がついたのだ。女の子の水着姿はテレビで当たり前のように氾濫してるが、少年のそれは比較すると圧倒的に少ない。需要と供給の問題だね。
前述の「おまえ、オッサンじゃん!」に対して、別の子が「オンナだって見たいですよぉ」。

美容室で髪を洗ってもらってる女性が脚をモジモジさせ、美容師さんの「痒いところありませんか?」に、慌てて「ありません。」というCM。デリケートエリアの痒みのCM。
あのCMをはじめて観たときのような気持ちになりました。
「えっ。そうなの?」
という、あの感覚。


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2004年09月08日

【「TV版」世界の中心で、愛をさけぶ】綾瀬はるかの仕事ぶりに感服
_正直侮ってました。再放送お願いします。_

毎週金曜日22:00〜TBS系「世界の中心で、愛をさけぶ」から


正直、侮ってました。すいません。
なにが?って、TV版「世界の中心で、愛をさけぶ」。
小説が大ヒット、映画も話題を呼び、タモさんが金曜の昼と日曜増刊号の時間帯、アルタの中心で熱唱する。柳の下にドジョウがそんな何匹もいるもんか。と思っていたんです。たったそれだけの理由でドラマ初回視聴のラインナップから除外してしまったんです。それなのに、金曜夜、在宅時、他番組とザッピングしてるうちに、ドラマ中盤から後半にかけて視聴せずにはいられないカラダになっちゃいました。いやん。だから、健康なときのアキ(綾瀬はるか)の姿を観てないんです。綾瀬はるか元気なアキは回想シーンでしか知らない。うしろから、泣きじゃくるサクちゃん(山田孝之)の顔を包みこむように抱くシーン、よく目にするあのシーン、どういう展開からなのか知りません。だけど、綾瀬はるかの母性本能丸だしのあのシーンは、そこだけを切り取って鑑賞しても自分のお気に入りです。綾瀬といえば、フジテレビ系「僕の生きる道」のイイ子・優等生的な役のイメージしか持ってなかったのだが、こんなに奥行きのある芝居をする女優さんだったんだね。
視聴率からすると、「大ヒット!」とまではいかないが、オレが面白ければそれはもう「大ヒット」なわけで、オレ的に問題ではない。

アキの元気なときのオンエアーを観てない。そんな不幸な身の上の自分なのだが、不幸中の幸いで制作がTBS。東京では10:30枠、17:00枠と深夜2:00枠がTBSのドラマの再放送枠になっている。圧倒的に他局よりドラマ再放送枠が多いのだ。編成のかた、是非お願いします。(「マンハッタンラブストーリー」も頭のほう観てなかったのだが、こちらでは深夜2:00枠で現在放映中。重宝してます。)

キャスティングも絶妙。特にアキのお母さん役・手塚理美。アキに似てる「うん。」のシーンは、綾瀬が乗り移ってるようだった。自分の周囲でも絶賛の嵐。山田も高校生になったり消防士になったりミュージシャンになったりと芸達者。8日13:05〜NHK総合「スタジオパークからこんにちわ」で「ちゅらさん3」プロモーションのため出演してた田中好子(お母さん役)が「エリ(国仲涼子)や恵達(山田)が、テレビで標準語を喋っているのが信じられない。」「(山田は)忙しくて(ちゅらさん3の)現場にあまり来れない。」と語っていた。後者は山田の充実ぶりを伺わせるコメントだ。それと、松下由紀の恰幅のいい先生も笑える?くらいフィットしてる。

◇◆◇

6日24:10〜日本テレビ「爆笑問題のススメ」から


司会に爆笑問題、アシスタントに真鍋かおり。
ゲストにミステリー作家の綾辻行人。

「ミステリーはフェアであることが前提だ。」と綾辻先生。まったくその通りだ。謎解きで、なんの伏線もなく唐突に「実は・・・だった」みたいなことを持ち出したり、物語の終盤で新たな人物が登場したりと、そんなのアンフェアだ。

どうなのよ。「逃亡者」。ありゃりゃな展開。逃亡者における「真犯人はダレ?」って謎解き、フェアじゃないよ。永井(江口洋介)は以前、峰島(阿部寛)と仕事で絡んでいたこと忘れてた(峰島って名前。忘れるほど多い苗字か?扱ったのも忘れるような陳腐な案件じゃないっしょ。)とか、保護観察で受け持っていた少年を倉庫まで連れて行きながら、以後ノータッチとか。ありえないでしょ?ふつう、顛末、確認するでしょ? 峰島にしても義手で「田所(田中要次)が思い浮かんだが、後ろめたさから打ち消した。」とか、あれは会話のための台本じゃなくて、説明したいがための台本だよ。警察の包囲網を偶然キーが付けっぱなしだったバイクで簡単に突破できたり、そういったご都合主義には目をつむる。だけど謎解きはキモとなる部分なのに・・・。

キャスティングされてしまった役者たちが気の毒だ。


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2004年08月17日

【新選組! 堺雅人と谷原章介】ジーコ監督も見習うべき!?交代要員の投入
_今後はオダギリジョーの斎藤一に注目したい_

アテネオリンピックで一言。

競泳の世界大会を観るといつもそうだ。
「ピーターファンデンホーヘンバンド・・・。言ってみただけとです。」

◇◆◇

日曜20:00〜NHK総合「新選組!」
火曜18:00〜テレビ東京系「修羅の刻」から


8月中旬現在、同時代を描く「新選組!」「修羅の刻」両番組。ごっちゃになってオレ的に歴史時間軸が前後。整理しながら観てる次第です。
「新撰組!」は蛤御門の戦いあたり。「修羅の刻」が薩長同盟を結び高杉晋作が幕府海軍を奇襲攻撃するあたり。「修羅の刻」のほうが少し先を描いてるワケね。
「修羅の刻」の坂本竜馬は30分のオンエアーのなかで2回は「ちゃっちゃっちゃー。」という言葉を発するのだが、これは四国・土佐の方言? 
博多の「とってるんですか」→「とっとーと」と同じようなもの?

「新選組!」は、きたる22日に堺雅人演じる山南敬助の自刃による最期がオンエアーされる。以前、NHK総合「スタジオパークからこんにちわ」に堺が出演した際、土方歳三演じる山本耕史が「なんとか死なせずに済む方法はないのか。」と制作側に相談したエピソードを司会のアナウンサー氏が紹介していたのだが、やはり、そこは曲げられなかったようだ。劇中、相島一之演じる新見錦が謀略に嵌り切腹に至る間際、山南に「おもえも気をつけろ」という趣旨のセリフを吐いて自害したので、どういうシチュエーションで死に追いやられるんだろうと思っていたのだが、山南に武士としての花道を用意する・・・という散り際っぽい。「泣いて馬謖を斬る」的な流れでいくワケね。谷原章介
これによって堺はいなくなるのだが、入れ替わりに伊東甲子太郎を演じる谷原章介が新選組に加入。うーん。ツボを押さえてらっしゃる。交代要員として絶妙。ドンドコ・平畠(葛山武八郎役)出演の洒落といい、押さえるべきは押さえる。さすが。
今後、個人的にはオダギリジョーのクールな斎藤一に注目している。坂本竜馬暗殺の右胴払い一閃は斎藤との説もあったと憶えている。伊東甲子太郎暗殺ともども、どう描かれるか。興味がある。
関連記事【新選組! 堺雅人の微笑】小日向文世との相似性
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◇◆◇

「忍者ハットリくん」を実写で映画化。その主演が局長こと香取慎吾。近藤勇とニンニンを同時に、こなしていたのだろうか。
香取に限らずSMAPの面々はオンオフの切り替えが上手なのだろう。中居正広にしても病的なピアニスト役をいつまでも引きずらない。
昔、西郷隆盛を題材にしたドラマに西郷の甥役で出演していた当時若手実力派俳優が、プライベートで自身の自動車を運転中、クラクションを鳴らした後続車の運転手に腹を立て「オレは西郷○○だあ〜」と叫び、暴行をはたらく事件があったのだが、こういった行為は役にのめり込むゆえのことだろう。
オンオフの切り替えが上手なこともイイ役者の条件のひとつのように思える。

◇◆◇

追記。

先日、土星探査機カッシーニについて触れたとき、
土星の衛星は31個と紹介したが、カッシーニの探査により小型の衛星2個が新たに発見されたとのニュースが本日17日に伝わった。現在判っている土星の衛星は33個となったことを参考までに紹介しておきます。

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【「ハラダの水だし煎茶」と「土星探査機カッシーニ」】生命の誕生と神秘について

posted by ゲーリー at 22:20 | 東京 🌁 | TrackBack(0) | ドラマ

2004年08月16日

【逃亡者 いまだ真犯人の目星つかず(オレ的に)】遠藤憲一がもっと見たかった
_近日、ダイジェスト版「今からでも間に合う逃亡者」のオンエアーがあると予想_

15日21:00〜TBS系「逃亡者 RUNAWAY」から


現在、アテネ五輪で目白押しなテレビ編成。
しかし、各TV局、ドラマを休止することはないようだ。

初回、第2話、第3話と、流す程度でしか観てなかったのだが(観てない回もある)、
ここにきて面白くなってきた気がするドラマ「逃亡者」。視聴率も8日が13.5%でドラマ部門10位。まずまずといったところか。
多分、オリンピックが終わった頃に「今からでも間に合う逃亡者」とかいってダイジェスト版を日曜日の昼くらいにやるよね?
そこで観てない箇所の復習だな。

◇◆◇

遠藤憲一(劇中の都留役)、あっという間に死んじゃったよ。
自分は出演欄に「遠藤憲一」や「木村多恵」や「松重豊」があると
チェックしたくなる人間なんです。遠藤憲一
遠藤は好きな俳優さんのひとりだ。なにがイイってルックスがイイ。その強面(コワモテ)ゆえ、劇中でフッとみせる笑顔が効果絶大。1年くらい前にNHK総合「金曜時代劇 茂七の事件簿3 ふしぎ草紙」(宮部みゆき原作、主要キャスト:高橋秀樹、星野真理等)で観た遠藤はよかった。1話完結で毎週ひとつの事件とその背後を紐解いていく・・・そんな構成で展開される時代劇なのだが、そのエピソードのひとつに「ならず者」として出演した際、その魅力がいかんなく発揮されていたように感じた。1クール、じっくり観てみたい役者さんなのであります。

◇◆◇

さて「逃亡者」。
今回の第5話で死んだ遠藤は、共犯もしくは実行犯的な存在で、
主犯格として真犯人は別にいるのだろう。
その真犯人、ガムの包み紙・ライフル・動機(殺された息子絡み)等から阿部寛(峰島)が浮かび上がってきてるワケだが、
彼は江口洋介(永井)を追ってるようで、実は反対に、真犯人の先回りして江口を影からそっと(でもないか。かなり派手に)助けている・・・。とみることもできないか?
KISSはイヤと言っても反対の意味だったりする。
ぴゅあぴゅあLIPS。瞳はYES。ってヤツだ。

さっぱり、真犯人の目星がつかないオレなのだが、
これまで出てこなかった人物が急に出てきて「犯人。オレ。」みたいな展開はナシにして欲しい(ないと思うが)。
今までのセリフやシーンのなかに明確な意図を持った伏線が散りばめられてること、しっかりとしたプロットのうえにこのドラマが成り立っていることを期待。
今週、空港で江口を取り逃がした後、水野美紀(尾崎)が「彼は犯人じゃなくて容疑者」と阿部に諭したとき、水野に言った「その正論を・・・(云々)」ってくだりのセリフは意味ありげに思えたのだが・・・。

最終回でムリやり、意外なキャストを犯人にコジツケて、
「なんだ、ダレが犯人でもイイんじゃんか。それだったらさあ。」
ってなるのも勘弁してほしいです。

劇中における「多少のアラ」や「ご都合主義」は不問としても、犯人当てはこの手のドラマのキモ。ここは譲れないのです。


posted by ゲーリー at 20:25 | 東京 ☁ | TrackBack(0) | ドラマ

2004年08月05日

【ラストプレゼント TV局側の思うツボ?】
_躍らされてるんじゃないわ。踊ってあげてるの!わたし女優よっ!_

4日22:30〜日本テレビ系「ラストプレゼント・娘と生きる最後の夏」から


DoCoMo調べよう調べようと思いつつ、先延ばしにしていたのですが、重い腰をあげて調べました。
結論。現在、「DoCoMo・おさいふ携帯」のCMに出演しているOL3人組。あの中に松本明子は含まれてません。
嫌疑の対象は右側の人でした。
よって不起訴!

◇◆◇

ラストプレゼント。初回から欠かさず観てます。
余命3ケ月を宣告されたことがきっかけとなり、数年前に離婚した際、夫に引き取られ疎遠になっていた我が子(小学生の女の子)、
歩(あゆみ)との絆をとり戻していく。
その3ケ月を追ったドラマ(になるハズ)だ。たぶん。
毎回冒頭に「Tears Wednesday」という字幕が入るのだが、
自分はまだ泣くに至っていない。
テイストは「僕の生きる道」「僕と彼女と彼女の生きる道」を合わせた感じ。
劇中に悪人が登場しないところも似てる。

自分は、こういった病気モノは苦手であまり好んで観ないのだが、子供に弱い。つい観てしまう。ついでに、B級グルメの雄・ラーメンにも弱い。つい観てしまう。
子供とラーメンは数字(視聴率)を持っているワケで、
TV局から見ればオレはイイお客さんだ。
(このドラマにラーメンは関係ありません。誤解なきように。)

◇◆◇

撮影現場においては、「イイものを創ろう。」「クオリティーの高い映像にしたい。」
そういう気持ちで役者・スタッフが作品に携わってるものと思う。
職人とはそういうものだろう。
しかし、企画立ち上げ段階におけるテレビ局の会議のイメージとして、
こんなヤリトリを思い浮かべてしまうのだ。
(インスタントジョンソンのコントっぽいのですが・・・。)

上司  : おつかれちゃ〜ん。この夏のドラマなんだけどさあ。なんかイイ題材な〜い?
部下A : 今、企画書をまとめさせています。な、Bくん。
部下B : ハイ。
上司  : いいの。いいの。企画書は後付けでさ〜。口頭で言ってみてよ〜。
部下B : はい。では私から、ご説明します。
       病魔に襲われた主人公が我が子との絆をとり戻す。
       端的にいうと、これが核になります。
上司  : う〜ん。わかりぃにぃくぅうい〜。Aちゃ〜ん。どういうこと?
部下A : はい。クサナギくんの「僕が生きる道」の病死する部分と
       「僕と彼女と彼女の生きる道」の子役の魅力をフル活用した
       ハートフルなドラマということです。
上司  : いいね〜。数字とれそうじゃん。それ。OK!
       じゃあ、ざーぎんのちゃんねーのせーみー(銀座のねーちゃんの店)
       行くぅ〜?!
部下B : え?!  もう少し詰めましょうよ・・・。
上司  : そうお〜? じゃあ・・・続けてよ(渋々)。
部下B : 主題歌のほうは、SMAPは今からではムリなので、
       歌手のマッキー(出典:火曜0:50〜フジテレビ系WORLD DOWNTOWN)
       を押さえました。
上司  : いいんじゃなあ〜い。次善の策ね。OK!
       じゃあ、ざーぎんのちゃんねーのせーみー(銀座のねーちゃんの店)
       行くぅ〜?! 
部下B : え?!  もう少し詰めましょうよ・・・。
上司  : そうお〜? じゃあ・・・続けてよ(渋々)。
部下A : Bくん、でも、それじゃあ、いかにもパクリってカンジしない?
上司  : そうかあ?
部下B : はい。そこで、主人公は男ではなく女親にします。
上司  : だったらパクリじゃないよ〜。OK!
       じゃあ、ざーぎんのちゃんねーのせーみー(銀座のねーちゃんの店)
       行くぅ〜?! 
部下A・B : ・・・(閉口)

◇◆◇

このドラマ、
通常のドラマであれば番組終了時に次週予告編が数秒放映されるところを、
次週のタイトルと静止画(先週まではモノクロだったが今週はカラーになってた)を挿むだけである。興味を繋ぐ手法として面白いかもしれない。
惜しいのは、この制作サイドの思いと営業サイドのそれが、必ずしも一致してないように見受けられることだ。
制作サイドが思惑をもって流さない予告を、
TV放映の2、3日前になるとスポットCMで予告編としてガンガン挿し込むんでいる。
営業的なものからであろう。
制作と営業ですり合わせをしての判断だろうが、チグハグ感は否めない。

◇◆◇

とはいうものの、家にいないときでも、この番組をビデオ録画してるオレ。
局側の思惑どおり。
やっぱり、イイお客さんです。
踊らされているのではない。と、言ってみる。
負け惜しみ?


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2004年07月06日

【新番組 「君が思い出になる前に」初回レビュー】凛ちゃん的な展開はあるのか?

6日22:10〜フジ系「君が思い出になる前に」(第1回)から

観月ありさ、椎名桔平主演。
殺人で帰らぬ人となった姉の夫(椎名)と主人公(観月)を描くドラマ。
の、ようだ。
木村多恵のクレジットがあったので、ドモホルンリンクル的お試しチェック。
姉役ですぐ死んで1話限り?なんて思ってたのだが違った。
よかった。よかった。

初回オンエアーのっけから、
観月の仕事の後輩(加藤あい)は→観月の彼氏(玉山鉄二)に想いを寄せ、
椎名の部下(木村)は→椎名に想いを寄せ、
きっと、観月は→椎名にかれていく・・・
という伏線が張られていた。
だけど、そこんところは、あまり興味ないんです。

椎名桔平目を引いたのは、椎名の細やかな演技。
例えば、
玉山が椎名の息子に挨拶するも、
息子は無視し部屋に入る・・・というシーンで、
「申し訳ない」と「自分も余裕がない」が入り混じったような表情。
こういった実直な仕事ぶりに好感。

椎名が演じるのは、
事件で記憶を失ったが、事件前は冷徹なエリート。
きっと事件は、そんな彼に恨みを持つ人間の差し金で、
自分の知らない事件前の自分に起因して、妻を死なせてしまった。そのことを徐々に思い出していき苦しむ・・
と展開されることが有力。
穴予想で、椎名に惹かれる木村の犯行、
大穴で、彼自身が事件の首謀者という、
サスペンスチックな展開も面白いのでは?

あと、見どころは、小さな息子の健気な「です・ます」口調。
ラストシーンで男の子が観月に初めて発した一言が、
「お父さんは、どこかに行ってしまったんですか?」
健気だ。
「彼と彼女と彼女の生きる道」の凛ちゃん(美山加恋ちゃん)を彷彿とさせる。「はいっ!」

果たして、
凛ちゃんに続くことができるか?!


追記。
6日23:20〜フジ系「はねるのトびら」より
 ○:アジアン・カンフー・ジェネレーション
 ×:アナル・セイカン・ジェル・ローション
ちょっとツボ。笑った。


posted by ゲーリー at 23:42 | 東京 🌁 | TrackBack(0) | ドラマ