2004年06月20日

【オレンジデイズ 品種はバレンシアで妥当か?】
_ドラマとの整合性からオレンジの品種を特定する_

20日21:00〜TBS系「オレンジデイズ」(最終話)から

先週の第10話のラストに届いたエアメールの内容を
結婚の報告と予想したが見事に外れました。
【オレンジデイズ】経験という貯金では買えないもの。プライスレス

「○」ですかあ。なんじゃそりゃ。
第9話のラストでも次週へ興味を繋げる狙いであろう、
事故に遭った場面を持ってきて引っ張って1週間待たせた挙句、
ストーリーの大勢に影響なし。
と、
視聴者の予想を裏切る脚本。流石と書いてサスガというべきか。
あざとさを感じる。
エアメールについては、
もし、あのシチュエーションで俺にあんな手紙が届いたら
破いて捨てるけどね。
櫂くん(妻夫木聡)の度量を見習いたい。

しかし、
なんにしても悲劇的な結末じゃなくて良かった。
明るい未来を予感させるエンディング(特にラストシーン)は
素直に受け取りたい。
パケッとして恋の予感。
「また誘ってほしいじょ。」

サエ(柴咲コウ)のお母さんや沢村一樹(役名なんだっけ?)を
ガッカリさせてしまったわけなのだが、
これは、ドラマの世界だけじゃなくて、
現実世界でもダレかを傷つけてしまう選択を
迫られる場合もあるだろう。自分に正直な決断に賛成だ。
ただ、サエの誤解から始まった沢村一樹の場合は
気の毒な気もするが。。。
それでも責任はフィフティーフィフティー。
「なんかムリしてない?」なんて、
お人よしだけではダメだじょー。
俺もキモに銘じておこう。フィードバック。

オレンジの樹の下での再会は、
「電車の先頭車両で運転席を見ている人がリュックを背負ってる確率」
「100%」
くらい、自分の身の回りの人間は予想してた。
ここはお約束。ここだけは視聴者を裏切れなかったんですね。

ところで
劇中のオレンジって品種はなんなんだろう?
自分はスーパーでオレンジを見ても、
品棚の札を見ないと種類が判らないんです。
ネーブルの収穫期は1月〜3月だそうだ。
でもネーブルはもっと橙色のような気がする。
時期的に、卒業式にオレンジを契るシーンとの整合性は保てるが、
ドラマの6話か7話でも契っていたので、これは違うな。
バレンシア。これは収穫期が4月〜6月。
卒業式の時期とはビミョーだが
ドラマとの整合性では、こっちのほうが妥当か?


今クールはハンディキャップものが目白押しで
その先陣を切って「オレンジデイズ」が最終回を迎えたのだが
その他のドラマの結末はどうなるのだろう。
題材が題材だけに
願わくば明るい結末をお願いしたいものだ。

posted by ゲーリー at 23:20 | 東京 ☁ | TrackBack(0) | ドラマ

2004年06月13日

【オレンジデイズ】経験という貯金では買えないもの。プライスレス。

13日19:00〜TBS系「さんまのスーパーからくりTV」
13日21:00〜TBS系「オレンジデイズ」から

オレンジデイズ(第10話)、
ドラマ内の最後のほうで
櫂くんに届いたエアメールは
「私達、結婚します。」(柴咲コウと沢村一樹)
ってカンジでしょうか?
次週予告だと、沢村一樹と
少なくとも婚約状態にはなってるみたいだったので、
どっち転んでも、
沢村一樹(役名覚えられず)がイヤな思いするか
櫂くん(妻夫木聡)がイヤな思いするか
って事なのでしょう。
で、後日、「オレンジの会」の日記を見て。。。
こりゃ、また走るな。櫂くん。
妻夫木聡

19:00〜TBS「さんまのスーパーからくりTV」で
知らない子供同士が友達になる。。。
という新企画(?)がオンエアーされた。
公園(校庭?)内で友達になってくれるヒトを探して
ペアができたら特設BOXに入り、
BOX内に設置されたテレビ画面に映し出される
アニメの女先生らしきキャラクターに色々質問される。
で、
そこで子供ゆえのオモシロ回答を引き出す。
という趣旨のコーナーだった。

公園(校庭?)の鉄棒に
ひとり佇む、おデブちゃん(推定8歳)のもとに
かわいらしい女の子(推定8歳)が
「鉄棒手伝ってあげよっか? 友達になって!」と。
「結構、こう見えても好き嫌いないんだよ」
とおデブちゃん(推定8歳)。
その身体を見ればナンでも食べそうなの判るよ。
おデブちゃん曰く、特に油ものが好きらしい。
知るかっ。(長井秀和風)
でBOX内に移動し、
画面に映るアニメの女先生キャラクターに、
「友達になった証拠をみせてください。」と言われ
「じゃあ、チューしようか」と迫るおデブちゃん。
「え? 子供同士はそんなことしちゃダメなんだよ。」
と抵抗しつつも、おデブちゃんのあまりの執念と迫力に観念し
「どうしてもしたい?」
「手ならいいよ。」と
諦めた、かわいらしい女の子(推定8歳)。
しかし、悲劇は待っていたのだ。。。
そのおデブちゃん、
差し出されたそのかわいらしい女の子(推定8歳)の手を
ベロ全開でペロンとひとナメ。
「いやー! 汚い!」と女の子。
それとスタジオ観覧のみなさんの悲鳴。
「おいちかった。」とおデブちゃん。
最後に「きもー」と推定8歳のかわいらしい女の子。

 この程度の被害でよかったね。
 きっとキミは、これから友達(もしくは男)を選ぶときは、
 キチンとその人間が醸し出す空気とか匂いを選別することを
 心がけるようになるだろう。
 こういう小さい経験を積み重ね、
 危険な人間を察知する能力を磨いていくんだよ。

櫂くんもこういった経験を沢山しておけば
「講演の壇上に立ち、F○○K!」とやってしまったり、
「素人楽団の人達に、レベル低くてやってらんない」と怒ってみたり
と、
そんな勝手なオンナ
(イヤだったら最初に小西真奈美に断れ)
を好きになるようなこともなかったろうに。。。

と、かくいう自分も
柴咲コウのルックスであれば、
そんなことされても、充分、許容範囲内であり、
それまでの平凡でありきたりの経験など、
ふっとんでしまうこと、ウケアイなのであった。

経験という貯金では買えないもの。プライスレス。

posted by ゲーリー at 23:26 | 東京 ☔ | TrackBack(0) | ドラマ

2004年06月06日

【オレンジデイズ】柴咲コウの正拳突きにおもう

6日21:00〜TBS系「オレンジデイズ」から

柴咲コウ
今週、サエ(柴咲コウ)と櫂(妻夫木聡)の恋模様は
凪状態といったところか大きな展開はなかった。
予告では、来週、小西真奈美が出てきて、ひと波乱みたいだけど。

しかし、あれだね、
ドラマの合間に入る
♪惚れたオンナはオマエだけー
「問答無用!」
の、カローラ・ランクスCMで
柴咲コウのキレイな正拳突きをみるたびに、
水野美紀と勝負させてみたい。。。
女優最強の座を担うだけの素質があると思うのはワタシだけ?

ワタシだけでしょうか?
柴咲コウの運動能力は松野明美よりも上だと思う。
(by だいたひかる)

ショウヘイ(成宮寛貴)の妹(上野樹里)が久々に登場。
最近出てこなかったから、ラスト3回で収拾がつけられず、
フェードアウトか?
と思っていたが、「おかあちゃん」と絡めてきたか。
「カメラの仕事で海外行き」と合わせて動きがありそう。
上野樹里は、もうすこし見てみたいなあ。

東京では平日の16:00〜フジで「ランチの女王」の
再放送をやってて、
そこで、ナニゲに妻夫木聡と瑛太って共演してたんだね。
小さな発見。

昔のビデオテープを整理してたら、
テレ朝系で土曜23:00くらいに放送してた
学園エロドラマ「HEN」が撮ってあって、
そこに窪塚洋介がヨースケの名前で出てたのを
見つけたとき以来の発見。

それにしても、窪塚クン大丈夫だろうか。。。

posted by ゲーリー at 23:11 | 東京 🌁 | TrackBack(0) | ドラマ

2004年05月31日

「農家のヨメになりたい」にみる深田恭子の安定感

31日21:15〜NHK「農家のヨメになりたい」(第2回)より

24日より放映開始されたこの番組、
以前、ここでも取りあげたので
【妹キャラの系譜】星井七瀬の挑戦
チェックしている。
放映前の番組予告では星井七瀬が狂言廻し的な役割をしていたが
本編ではあまり出番がない。
もっと星井の妹っぷりを見たいのだが。。。

それにしても深田はこの手のキャラクターを演じさせるとハマる。
日テレ系の「リモート」とか。。。
あとパッと浮かばないが、きっとまだあるはず。
「どこかヌケてるけど、一生懸命頑張ってますっ!」ってカンジの。
眉間にしわを寄せ、マユをハの字にして、クチをすこし尖らせ。。。
「うぇ〜〜ん。どーしよー。」的な。ね。目に浮かぶてしょ。
円熟の域。
よくも悪くもこのドラマに漂う安定感は彼女のスキルに支えられてる。
下妻物語

サッカー中田英寿が2000年にペルージャからローマへと移籍し
ボランチにコンバートされ苦労してるとき、
たまにトッティーの出場停止等でトップ下を任されると
「やっぱり、この位置がしっくりくる。
 急にヤレと言われても大丈夫だね」
(うろ覚え)
みたいなことをカレのHP上で語っていたが、
深田もこんな風に思っているかもしれない。

玉山鉄二はフジ系「ハコイリムスメ」に続き、
またしても、深田に振られる役(おそらく)を演じている。
このあたりも、
このドラマの安定感につながっていると思われる。

posted by ゲーリー at 23:34 | 東京 ☁ | TrackBack(0) | ドラマ

2004年05月23日

オレンジデイズはフジの番宣か?

日曜、TBS系21:00〜「オレンジデイズ」
第7話・23日放送分から。

オレンジデイズ

ネタばれになるので詳しくは書かないが、
柴咲コウと永井大とのシリアスな
ヤリトリのあとで、柴咲コウが妻夫木聡にメールする。
妻夫木のケータイのその着信音に聞き覚えが。。。
♪いきとしい〜けえ〜る
って、それ、
森山直太朗じゃん。
フジ月9じゃん。
「耳の聞こえないバイオリニスト・ピアニスト」から
「目の見えなくなるカメラマン」へのリレーっすか。

以前も書いたのだが、
永井大と山田優コンビのキャスティングはフジF1を連想させ、
事実この日も放送終了数分後には、
モナコからF1をレポートしてる。
それと、今回の直太郎。
オレンジデイズはフジの番宣の場か?
フジに弱みでも握られてるか?
2002年に北川女史が手がけたが
さほど盛りあがらず、脚本的にも苦労していたであろう
キムタク・サンマ月9ドラマの穴埋めか?

と思ったりもしたが、
きっと、北川女史がワザと
つっこみどころを提供してくれてる。。。
タダそれだけなのだろう。

F1も今クールの月9も
たいして、この番宣の効果は出てないみたいだしね。


posted by ゲーリー at 23:32 | 東京 🌁 | TrackBack(0) | ドラマ

2004年05月18日

FW「ツートップ」でもトップ下でもなく「ダブルボランチ」

独断と偏見で
「劇中メイン扱いではないが、
サイドストーリにおけるベストカップル」
をランキングしてみた。
ドラマでメイン、たとえば
 キムタク&柴咲コウ
 福山雅治&松嶋奈々子
 坂口憲二&松たかこ
等のカップリングによるストーリーも面白いのだが、
2・3番手の恋模様もなんとなく気になるよね。。。
決してメインではないのだが、
このポジションでしっくりくるカップル。。。
って趣旨で選んでみました。
よって、
 「キー局ゴールデン・プライムタイムではまだメインじゃない」
をひとつの基準にチョイスしてます。

【第3位】 松尾敏伸&山口あゆみ
てるてる家族や、
ミムラとのケータイCMで甘いマスクが印象的な松尾。
今クールNHK23:00岡田惠和ドラマに出演中の山口。
「ちゅらさん」でも山口は出演しており、
おそらく、岡田のお気に入り。
松尾と山口はNHK繋がりでランクイン!

【第2位】 永井大&山田優
F1中継でレポーターを務める二人。
その3時間程まえの日曜21:00では
「オレンジデイズ」にそろって
出演中。この時間帯TBSにチャンネルを合わせていても、
ふたりの存在で「あ、きょうF1やるよな」と注意を促される。
ないげにフジの戦略か? 
「オレンジデイズ」での山田はかなりエロく高得点。

【第1位】 谷原章介&木村多恵
とにかく美しいふたり。そして無機質。そして涼しげ。
フジ「救命病棟」で共演。
谷原の優しげな冷たげなその声に痺れる女性も多いのではないか。
木村はブレイク前の黒木瞳の雰囲気とダブる。大器晩成では?


どうでしょう!?
posted by ゲーリー at 23:37 | 東京 🌁 | TrackBack(0) | ドラマ

2004年05月11日

NHK朝ドラ「天花」にみる普遍性とリアリズム

往年の名画「カサブランカ」の劇中で奏でられる
「As Time Gose By」の一節に次のような歌詞がある。
『時は流れても恋は恋・・・』
戦時下のカサブランカであろうと、
クレオパトラの時代のヨーロッパであろうと、
そして現代の日本に生きる我々であろうと、
「人を好きになる気持ち」それは共通するもの。
時代や場所やイデオロギーに左右されない普遍的なもの。。。
という想いを作り手が伝えたかったのではないだろうか。

NHK朝の連ドラ「天花」である。
初回から2週見続けたが「もうムリ」。早々に切ってしまった。
NHK朝の連ドラは
「ちゅらんさん」や前作「てるてる家族」等、
秀逸な作品も存在するが、
今作は違和感だらけだった。だった。。。ってまだ続いてるけど。
舞台は仙台・東京で、年代は94、5年あたりに高校生という設定だ。
94、5年あたりでヒットしたドラマに「若者のすべて」という、
ミスチルが「Tomorrow Never Knows」で
主題歌を担当し、
キムタク・萩原正人・武田真治・遠山景織子等が出演した
作品が存在する。
つまり「天花」と「若者のすべて」の人達はパラレルに
存在するのである。
うまく説明できないがナンか違う。
この時代に高校生だった人達と「天花」の主人公の持つ空気感とかエッセンスは明らかに違うのだ。
おそらく脚本家は60歳くらいで、
自分が高校生くらいのときの理想の女の子をこの時代に切り貼りしたのではないだろうか。半分きめつけ。

人間の感情は、
時代や場所やイデオロギーに左右されない普遍的なもの。。。
ではあるが、作り手はそこにあぐらを掻いてはいけない。
しっかり、その時代の人達を消化し、作品に投影してほしい。
藤澤恵麻ちゃんがカワイイだけに不憫だ。

つーか、一時的であるとは思うが、主人公は目が見えなくなるようだ。
ったく、どいつもこいも。

posted by ゲーリー at 21:24 | 東京 ☁ | TrackBack(0) | ドラマ

2004年05月09日

【妹キャラの系譜】星井七瀬の挑戦

TVドラマやCMにおける妹キャラの需要は古くから存在する。
妹キャラと一口で言っても、
その受け取り方は当然、人それぞれであるが、
自分が王道と考えるのは、
 # 家族構成が父・母・兄・妹
 # 兄は少し年が離れていて
 # 妹は中学生もしくは高校生
 # 兄には恋人か恋人になるであろう女性が存在し
 # その女性に対してヤキモチを焼く
 # 基本的に兄思い
ってカンジの。。。妹キャラである。
「兄がいてヤキモチを・・・」というのがポイントである。
兄・妹ペアで過去に遡ると、
90年代初頭であれば、藤谷美紀&野村宏伸や緒方直人のカップリングが思い浮かぶし、
95年〜98年あたりであれば、矢田亜希子&豊川悦史や竹ノ内豊が
それにあてはまるだろう。
翻って、最近そういった(もしくはそれに順ずる)妹キャラというと。。。市川由衣あたりか?
しかし、発注側から市川への妹オファーはこれから減っていくだろうし、市川側としても、
ポスト矢田として名乗りをあげるべくキャリアップしていかなければならないだろう。

そこで、星井七瀬。
NHKの月曜9時ドラマで深田恭子の妹役にキャスティングされた。
なっちゃんとしてはイマイチ、ブレイクできなかったわけだが、
コンタクトレンズのCMでも、姉と妹という構成で出演中であり、
今回の出演は、妹キャラキャリア作り(あるのか?そんなの)の一環なのであろう(知らないけど)。
サッカーでいうとオリンピック代表で実績をつくり、
フル代表昇格を目指す! といったニュアンスか。
月曜9時といえば、フジ月9という壁が存在するが、
土曜「目の見えないピアニスト」→
日曜「耳の聞こえないバイオリニスト」→
月曜「目の見えなくなるカメラマン」
(ちなみにNHK月曜9時ドラマは都会育ちの深田が農家の息子を好きになり、農作業をガンバルというもの)
というラインナップの中、
『もうお腹いっぱい。軽いものにしましょうよ』という
2軒目の飲み屋的な展開が今クールの月曜9時にアルやもしれない。
フル代表の試合が消化不良だからオリンピック代表の試合のほうが視聴率がイイ。。。みたいな。

星井七瀬。
今回の「姉・妹」ものを成功させ、
まだ未経験(もしくは経験不足)であろう「兄・妹」ものに挑戦し自分のものにすることで、
妹キャラの系譜を受け継いでいくやも知れない。

posted by ゲーリー at 22:24 | 東京 ☁ | Comment(1) | TrackBack(0) | ドラマ